「天の父母様」と呼ぶ時、神様は泣かれる
No 67 「天の父母様」と呼ぶ時、神様は泣かれる 2016-01-30
今回は、「天の父母様」という呼び方について、再び、コメントしたいと思います。
「地上天国は実体の真の父母と共に暮らす所であり、天上天国は永遠なる霊的な『神様父母』と共に暮らす所です。…アダム・エバが天上天国に上がっていけば、彼らが神様の位置に立つのです。そうして神様が、実体を着たアダム・エバの体として変化した、霊的な主体的主人公として現れるようになるのです。霊界に行くようになれば、『神様お父様』だけいるのではないのです。『神様お母様』がいるようになる、ということです。お母さん、お父さんなしに生命体が生まれ得ますか?そのようなお母さん、お父さんのように、アダム・エバの背後には、神様が分かれて出てきて、一つになっているのです」(1977.1.1)
「アダムが誰か?『横的な神様』です。神様は何か?『縦的な神様』だというのです。…それならばエバは何か?『縦的な神様』の前に『横的な神様(アダム)の妻』です。エバは『横的なオモニ神様』で、神様は『縦的なオモニ神様』です」(1982.4.26)
「アダム・エバが天上天国に上がっていけば、彼らが神様の位置に立つのです。そうして神様が、実体を着たアダム・エバの体として変化した、霊的な主体的主人公として現れるようになるのです。」
「天の父母」は、「真の父母」である「アダムとエバ」が霊界に行かれたとき、始めて、実現されるという「創造原理」があるということです。本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体であるから、「天の父母」と呼んでもいいというのは間違いです。
現在「真の父」である御父様は霊界におられます。
しかし、「真の母」であるお母様は、地上におられます。
「天の父母様」は霊界には、存在しません。存在するとしたら「御父様」と「お母様から離れた聖霊」が、象徴的「天の父母様」として存在していると言えますが、
この象徴的「天の父母様」は、神様にとって、けっして喜ばしいことではありません。
「真のお母様」が、御父様の御聖和後、神様を「天の父母様」と呼ぶように御指示されましたが、
「真のお母様」は、「天の父母様」がどのような存在であるのか、ご存知であったのだろうかと思います。
仁進様が、現在の夫ベン氏と3年以上の不倫をされているとき、教会員の前で、「天の父母様」と呼ばれていたということで、お母様は、その呼び名を気に入られていたと言うことを証しで聞いています。
「天の父母様」という呼び名は、神様の宿願でした。
アダムとエバの堕落以来実現しなかった霊界での「天の父母」の実現を地上の「真の父母」以上に願われていたと私は、思っています。もちろん、地上に「真の父母」が実現されなければ、霊界において、「天の父母」は、実現されません。
霊界は、永遠の世界です。
神様は、地上での一瞬の世界においての「真の父母の立場」を願われたのではなく、無形実体世界である霊界での人類の「真の父母」になることを願われたのであり、「真の父母」が霊界に行かれたとき、神様が、「真の父母」を通して、「天の父母」として顕現され、永遠なる霊界において息子・娘である人類と交流を深めて喜びを満喫されることを願われていました。
お母様が、御父様の御聖和後、間もないうちに、「天の父母様」と呼び始めたことは、
お母様ご自身が聖霊実体である「真の母」であることを放棄したことになります。
「天の父母様」という聖なる言葉を「仁進様」によって蹂躙され、お母様によって、「天の父」という神様を追い出してしまいました。
「天の父母様」と言う言葉は、イエス様の十字架と同じになってしまいました。
イエス様を殺害したように、御父様を殺害し、神様(天の父)が何よりも願われた「夢」を踏みにじったことを、「真のお父様」に対し、また、神様に対し、サタンが、勝ったことを、「宣言」したのが、
「真の父母様」
という呼び名です。
また、御父様御聖和後の2013年1月7日に、金孝律氏を
「特別で、すべての制度の上に立つ」
という特別人事をされました。
「特別で、すべての制度の上に立つ」という表現に、私は、「この世の君」、「この世の神」を連想します。
御父様御御聖の3,4ヶ月前、「文鮮明先生御言葉選集」の594巻から615巻の22冊の多くのみ言葉の削除・編纂(お母様と金孝律氏が中心となったと思われます。)
御父様御御聖前の8月3日の朝の訓読会で
「すべてを壊したオンマ(お母様)と金孝律は責任を取りなさい。」
8月23日、御父様が危篤中のにも関らず、「第一回の公式編纂委員会」の発足。
9月3日 御父様御聖和
2013年1月7日 「神様」を「天の父母様」と呼ぶようにとのご指示。
金孝律氏を「特別で、すべての制度の上に立つ」という特別人事。
神様が、以上の流れで、生まれた「天の父母様」という呼称(呼び方)を受け入れられるでしょうか。
「天の父母様」と呼ばれるたびに、
心臓にナイフを突き刺される激しい痛みと共に、激しい憤りをもたれることを知ってください。
「天の父母様」に関する今までの投稿
・『「天の父母様」の行方』
・「神様の究極の夢」
神様に尋ねてみてください。
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「夜の神様」と「昼の神様」という神様の存在について、「天の父母」という概念から見たとき、よく解かるのではないでしょうか。
御父様の御言葉に振り回され、「夜の神様」と「昼の神様」の存在に振り回されている方も多いと思いますが、
「昼の神様があらわれる時、夜の神様の創造目的が完成される。
昼の神様が神様の創造理想として願われた真の父母だ。
真の父母の思想は創造以前から存在し
夜の神様は目に見えない創造主であり、昼の神様は目に見える創造主である。
夜の神様は内的な創造主であり、昼の神様は外的な創造主だ。
アダムとエバが完成すれば見える昼の神様となる。
アダムとエバが完成すれば見える創造主となり、外的な創造主となる。
見える創造主と外的な創造主が昼の神様である。」
(297:226、1998.11.20。)
上記の御言葉から、「昼の神様」は、「真の父母」であることが解かります。
「夜の神と昼の神とがある。そして夜の神は間違いを犯さなかった。身体の神としての昼の神が堕落した。夜の神が男性であるとしたら、昼の神は女性だ。」
(2012年1月11日江原道のホバン室内競技場で行われたお父様のスピーチの中で語られたお父様のコメント)
矛盾性が見受けられますが、上記の御言葉から、「昼の神様」は、「アダムとエバ」を含む被造世界を含む「アダムとエバ」特に、「エバ」を指していることが解かります。
この「エバ」は、神様の「相対」をさしていると私は思います。
「夜の神様は目に見えない創造主であり、昼の神様は目に見える創造主である。
夜の神様は内的な創造主であり、昼の神様は外的な創造主だ。
アダムとエバが完成すれば見える昼の神様となる。
アダムとエバが完成すれば見える創造主となり、外的な創造主となる。
見える創造主と外的な創造主が昼の神様である。」
「地上天国は実体の真の父母と共に暮らす所であり、天上天国は永遠なる霊的な『神様父母』と共に暮らす所です。…アダム・エバが天上天国に上がっていけば、彼らが神様の位置に立つのです。そうして神様が、実体を着たアダム・エバの体として変化した、霊的な主体的主人公として現れるようになるのです。霊界に行くようになれば、『神様お父様』だけいるのではないのです。『神様お母様』がいるようになる、ということです。」
上記の御言葉から、
「夜の神様」と「昼の神様」の存在目的は、最終的には、霊界において『神様お父様』、『神様お母様』となること、つまり「天の父母様」という存在になることを目的にしていることが解かります。
なぜ、御父様が、「夜の神様」と「昼の神様」の御言葉を語られたのかは、語らざるを得ない状況になってしまったからであると思います。
「真の父母の破綻」がなければ、「真の父母」が「昼の神様」という存在となり、霊界に行けば、「天の父母」という存在になり、「夜の神様」と「昼の神様」という呼び名は、消えることになります。
「夜の神様」と「昼の神様」は、本来、必要のない呼び名で、神様を「夜」と「昼」に分ける必要など全くなかったということを私は思います。
「真のお父様は夜の神様に管理を受ける」
という御父様の御言葉は、「昼の神様」である「アダムとエバ」が「分裂」してしまったために生まれた神様にとっても、御父様のとっても、「不本意な御言葉」であることを理解しなければならないと思います。
そもそも、「夜の神様」と「昼の神様」という言葉は、「イエス様の十字架」と同じように、本来存在すべきものではなかったということです。
私は、地上に「真の父母」が、新たに誕生され、その「真の父母」を中心に。「真のご家庭」が確立され、地上が、なお一層、天国化され、「真の父母」が、天上界(霊界)にいかれ、「天の父母」として、「真の父母」を通して、顕現され、永遠の霊界(天国)の世界で、人類と交流できる「神様の究極の夢」が時間がかかっても、実現されていくことを願っています。
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